不動産取得時の主な諸費用
1.住宅取得にかかる税金
☆登録免許税 (国税)
土地や建物の所有権移転や所有権保存登記また住宅ローンの抵当権設定登記などの申請時に課税されます。
☆不動産取得税 (都道府県税)
土地や建物を取得した際に課税されます。 納税通知は、全ての取引が終わりしばらく経ってから届きます。
また、住宅用建物とその土地には軽減措置があり、実質的に課税されない場合もあります。
☆印紙税 (国税)
土地や建物の売買契約書、住宅ローン契約書、建築工事請負契約書の作成時に課税されます。
契約書1通ごとに所定の金額分の印紙を貼り、印鑑で消印することで納税したことになります。
2.住宅ローン申込み・借入れに伴う費用
☆住宅ローン保証料
住宅ローンを利用する場合、連帯保証人が必要ですが、近年は保証会社などが引き受けます。
その保証会社に支払うのがローン保証料です。 保証料は借入金額とローン期間で異なります。
☆事務手数料/融資手数料
保証会社への事務手数料や金融機関への融資手数料が必要になります。
☆団体信用生命保険料 (特約料)
住宅ローンの借入者が死亡したり高度障害になったとき、ローンの残高に相当する金額が金融機関等に支払われます。
☆火災保険料
万が一の火災に備える保険です。 保険料は所在地や契約期間により異なります。
ほとんど強制加入です。
☆地震保険料
任意加入ですが、地震が原因による火災や倒壊などは、火災保険が適用されません。 これをカバーする保険です。
3.各種の手数料
☆媒介手数料
不動産業者の媒介(仲介)で土地や建物を購入するときには、媒介手数料が必要になります。
☆司法書士報酬
司法書士に登記申請手続きを代行してもらうための報酬です。
注.不動産の取得内容により、上記以外にも種々の費用が必要な場合があります。